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ネット連動型の集客やブランドマーケティングを行いたい(1)
 

■集客とブランド認知は分けて考えた方が良いので、ここでは分けて考えます。


まず最初の集客に関しては広く浅くなのか狭く深くなのかを考えます。

広く浅くというのは価格の安い商品を大量に生産して大規模な範囲にわたって販売する事です。 狭く深くというのは価格の高い商品を少量生産して小規模な範囲で販売する事です。

ただ闇雲に集客しようとしても下手な鉄砲も数撃てばあたる時代ではありませんので、集客して販売したい商品がどちらの属性に適しているのかを慎重に余裕を持たせて見極める必要があります。

通常は大企業はその生産力から価格の安い商品を大量生産する事に向いています。

中小零細企業はその逆で価格の高い商品を少量生産することしかできないが殆どではないでしょうか?


■販売しようとしている商品やサービスの属性を見極める必要があります。


この属性は隙間産業と呼ばれる数が少ないが安定しているニッチ層の集客が一番向いているということです。

それ以外のマーケティングでいうナンバーワン争いの客層では大企業が行っている物量には絶対に勝てません。

ニッチ層というのは大変こだわりがあり、大量生産される汎用品には関心がない場合がほとんどです。

客単価も平均して高い傾向にあります。 また安定したリピーターになる傾向も強いという特性があります。

こういった特性を持つ大手企業が満足させる事ができない、コストが合わないから商品を販売できない、ニッチ層に対して集客を行いセールスを行う事こそが、次のステップであるブランド展開につながります。

仮に大企業が幅を利かしている分野で新たなアイデアを持った製品を販売して売れはじめたとします。しかし、すぐに大企業がその資金力にものをいわせて、代替えのきく類似品を作ります。

その後に大量販売、 大量消費の戦略をとり、いつの間にやらすべてのシェアを奪われてしまいます。

ですから、大企業が入ってこれないニッチ層に販売すればいいのです。といいますか、通常においては実際にはこれしか選択肢はありません。


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