|
|
△光量が十分な場合、一眼レフカメラで撮影される食品の写真はレンズでぼかしている場合が多いですが、出来る限りレンズのぼかしは入れません。一眼レフカメラのぼかしは合成処理で制作できますが、ぼけている画像を鮮明にするのは大変困難だからです。 |
|
■素材の良さを限界まで引き出すという事は、とても大切です。 |
商品を見たいのに、撮影者の都合で勝手にぼかされた商品画像しかないと、そこで購入を断念する場合もあります。
商品の画像を見るクライアントは、大口径のレンズでぼかした商品イメージが見たい訳ではないからです。
適切なシーンで大口径のレンズによるぼかしを入れるのはそれはそれで大切ですが、基本は商品の販売につながる写真を撮影して、商品によって素材に忠実な売れる色補正を行い、ホームページで公開する事です。
素材の良さを限界まで引き出すというのは、撮影の行程だけを意識していては決して出来ません。
プロジェクトの最初から最後までを理解した上で、撮影する事こそがより良い写真を生み出しています。
|
|