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△UMLモデリングツールastah*(アスター)で制作したクラス図(経営コンサルタント業務)
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■どの業種でも、最も強いストレスにさらされるのは、現場のマネージャーになります。 |
コンサルティングの結果、管理画面に埋め込まれている多数のロジックやDBを呼んでいる振りをしているコードを発見、
全てを直す事は出来ないと判断、今回のリリースや運用を考えて最適な改修方法を提示。
その後、修正を行い、手を付けない方が良い部分は、出来る限り何もしない方向で修正を行い完了。
無事に管理画面は稼働する様になり、ホームページとしてテストサーバにあがりテストを受ける事になりました。
■いわゆる根本的な解決になっていない先延ばしという状態です。 |
リリースには間に合い、出来る限りの修正を行い、軌道修正が出来ましたので、無事に事なきを得ましたが、まだまだ潜在的な不具合は多く、
それを修正するには次の大幅な改修の際には行わないといけないでしょう。
しかし、これでなければ、全てを最初から制作し直すことになり、そのような事は当然出来る訳がありません。常に最高ではなく、状況を常に判断して、現時点で出来る最高を求める仕事になります。
■実際に単純にホームページそのものを制作する訳ではありません。 |
奇麗なコード、HTMLタグは完璧に記述する等、そればかり叫んでいても、実際には何も進展する事はありません。
参考書のような、業務を理解出来ずに奇麗な概論ばかり話している人には、到底出来ない実務的な仕事になります。
また、システム開発の管理画面というホームページを制作した際には、UMLも同時に制作しなければならないケースが多く、この業務もホームページ制作業務に含まれる事が更に難易度を上げています。
■実務的なUMLというのは、書こうと思って誰でも書ける物ではないからです。 |
単に書いただけという、書く事そのものが目的であれば、本を読んでツールを使えば誰でも出来ますが、実際に使える実務性の高い、正確で見やすいUMLとなるとその難易度は格段に跳ね上がります。
■その理由は、実務的なUMLは嘘が書けないからです。 |
要件定義、設計、実装、運用等、全ての行程が理解出来ていないと正しい書類は書けません。
知らない事や理解出来ない事を、知ったかぶりをしてUMLで書類化しようと思っても出来ないという現実があります。
ホームページ制作業務を見た目だけで判断したり、本やネットで入手した知識で簡単に出来るとクライアントの前で語るWEBコンサルタント等は沢山いますが、実際のコンサルタント業務はそんなに甘くはありません。
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