遺言書が関わる裁判で大変困るのが、裁判で使用する各種書類になります。この書類というのは書類を見た第三者が誰でもその内容を理解できて、その内容が示している事実が正しいと分からなければなりません。

このような書類の制作は通常は困難を極めます。なぜならそのような書類を制作するには一連の裁判に関わるすべてを理解していないと出来ないからです。また、第三者が誰でも分かるといっても、その都度相手に合わせてデザインや表現を等も変更しないといけなくなる事もあります。

特別裁判用の書類があるという訳ではありません。また判決文や訴状等でなく、あくまで証拠として証明する為に有効な書類が裁判用の書類ですので、一般的な裁判用の書類である派手な賞状のようなデザインがあるという訳ではありません。

裁判用の書類とは依頼者であるお客様が必要としている書類そのものになります。その為、お客様の考えや要件を正しく出来る限り理解する能力が無ければ、絶対にこの裁判用の書類を制作する事等は出来ません。

単純にデザインに自信があるとか、何処そこのOBである等は既に通用しない領域なのです。

遺言書の裁判で使用する書類は、ご相談者様を必要かつ有利にする為に存在するものです。その為、ご相談頂いた時点で、既にお客様の要件定義を行い、業務を理解し、それをプレゼンテーションしなければならない為、すこしデザインをかじった素人が適当な営業対応をしていると大変な事になる場合があります。

その為、大規模なシステム開発の上流行程で行う要件定義や折衝、障害対応やプレゼンテーション能力はもちろん必須な能力になります。さらに弁護士や警察等との折衝経験、プレゼンテーション経験が無ければ、とうてい出来る業務ではない事がお分かりになると思います。

特定のプラットフォームやソフトウェアでしか使えないでは、裁判用の書類を制作する事は出来ません。すでに特定のプラットフォームやソフトウェアしか使い時点で、複雑にリンクされている法務が関わる裁判用の書類等を制作する事は難しいでしょう。

環境やソフトウェアに依存しないご要望どおりの書類を制作しています。