■筆跡鑑定・解析に必ず必要なマクロ撮影(接写撮影)を行っています。 |
筆跡鑑定に必ず必要になる筆跡のマクロ撮影・デジタル補正を行っています。マクロ撮影とは接写専用のレンズと一眼レフカメラで高い解像度を保って文字や文章をデジタルデータに変換する事です。
通常のスキャナやレンズでは認識が出来ない情報や、撮影出来ない細かい情報をカメラにデジタルデータとして記録出来るため、筆跡鑑定や、印鑑・印影鑑定には必須の撮影方法になります。
なぜ、筆跡鑑定にはマクロ撮影が必須になるのですか?とよくご質問されます。
その理由は、筆跡鑑定というのは必ず、紙等に書かれたアナログ的な書類を鑑定解析する事になるからです。それをコンピュータでー解析する為に、一度デジタルデータに変換する訳ですが、一般的なカメラのレンズやスキャナでは解像度が足りなくなるため、より高い精度の結果が必要であれば、出来る限り高い解像度でデジタルデータに変換した方が良いからです。
その為、筆圧、筆順、等の運筆状況を確認する為には、原本の証拠そのものをデジタル化する必要があります。一度高解像度でデジタル化した筆跡データは加工や保存形式を「jpeg」等の、非可逆圧縮に変更しない限り劣化する事が無いため、デジタルデータに変換した画像処理の高い専門知識が筆跡の鑑定にも役に立っています。
■高性能なスキャナがあっても、マクロ撮影は必要になります。 |
高性能なスキャナがあれば、簡単かつ短時間でA4位の書類であれば取り込む事が可能ですし、全体を一括して取り込める為、大変便利なのは事実です。
しかし、局地的に一部の筆跡を出来る限り鮮明かつ高解像度でデジタル化しないといけない事があります。その際にはマクロ撮影にまさるデジタル化は、一部の特殊な例を除いてありません。
局地的な筆跡鑑定は常に行われるため、マクロ撮影は書かせない行程の一つになっています。
■原本(生の肉筆)を高解像度でデジタル取り込み出来るかが全てです。 |
いかにして、原本を高解像度できる限り、本来の状態でデジタル化出来るかが全てになります。
この最初のデジタル化の状態が良し悪しで、その後の筆跡鑑定の全ての行程に影響が出てくるからです。
デジタル化した筆跡データがより鮮明で高解像のデータほど、鑑定解析にかかる時間も短縮出来ますし、結果もより正確なものになります。
マクロ撮影(接写)は手間がかかりますし、通常の撮影の様に簡単ではありません。基本的にマクロ撮影というのはオートフォーカスではなく、マニュアル撮影が基本ですし、ストロボ等の照明も正しく使わなければなりません。これは一般的には筆跡鑑定とは異なるフォトグラファーに分類される技術に該当されます。
■デジタル化した筆跡を更に色補正をかけ原本を再現します。 |
デジタル化したデータの色がおかしいと感じた事がある人も多いと思います。これは色かぶりと呼ばれる現象で、室内の場合は青っぽくなったり、屋外は赤っぽくなったりする写真になる場合があります。
原因は撮影者の能力不足なのですが、これをアドビフォトショップ等を使い、色補正に対する専門知識が無いにも関わらず、自動色補正や、簡単にレベル補正等で処理をしてしますと、本来の写真データと異なる状態になる場合があります。
マクロ撮影には必ず、色補正の正しい知識と技術を保有する人材が必要と思ってください。
■写真撮影だけでなく、画像処理全てにおいてプロフェッショナルだから安心。 |
写真撮影や筆跡鑑定だけでなく、あらゆる分野のプロフェッショナルだから、安心してご依頼を実現する事が出来ます。また、筆跡鑑定を行っている方や弁護士の方等も、デジタル化したデータで困っている事がある場合や、どのようにすれば最適な結果を得られるのか等のご相談もお受けしています。
筆跡や文章のマクロ撮影(接写)についてのご依頼や、分からない事等ございましたら、お気軽にご相談下さい。
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