豊かな海に囲まれた日本、そして、日本が誇る長崎県の水産品。
日本一長い海岸線と、対馬・五島・壱岐など数多くの島々と半島及び内湾を有する長崎県は
昔から豊かな海の幸に恵まれています。
長崎は世界でも有数の好漁場である東海・黄海及び日本海に面し、水産品の種類が豊富で、長崎魚市場に、
年間上場している水産品の種類が300以上に上り、日本において上場水産品種類が最も多い産地魚市場の一つであります。
その豊かな海に育まれた高い品質の水産品は、江戸時代の寛永年間から始まり、380年あまりの歴史と伝統を誇る長崎魚市場から、
首都圏をはじめ、日本全国へ多く出荷されており、多くの食通の舌を唸らせる料理へと変わっています。
長崎を訪れる人々は、美しい長崎の風光を満喫すると同時に、長崎の新鮮、豊富の美味しい海産品を味わうことができます。
そんな長崎の海の幸を、2005年11月からそのままの鮮度で空路を経て上海へお届けする「長崎鮮魚」は、
長崎また日本の優れた海産鮮魚30種類以上を中国へ供給し、
中国における日本料理のレベルアップ、引いては中国における真の日本食文化の普及に貢献しています。
今は上海をはじめ、北京、広州など12以上の都市で、日本と同じ、日本産の鮮魚を使った生鮮で美味しい刺身をはじめ、
色んな種類の本物の日本料理を味わうことができ、そして中国のご家庭でも長崎の海の味を楽しむ事が可能になりました。
長崎の対外貿易の歴史
○長崎は昔から海外と盛んに交流があり、鎖国時代は日本唯一の海外との接点でした。
○ヨーロッパや中国などの影響を受け、独特の歴史・伝統・文化を持っています。
607年〜 |
遣隋使 |
630年〜 |
遣唐使は壱岐、対馬、五島を通り、大陸へ |
1550年 |
平戸にポルトガル船が来航 |
1571年 |
長崎港がポルトガルとの貿易港として開港 |
○輸出入の拠点
|
対中国輸出 |
俵物(
煎海鼠、
鱶鰭(ふかひれ)、
干鮑)など |
対欧州輸出 |
繊維類、
砂糖、
各種香料、
薬など |
|
長崎県は日本最西端、九州西北部に位置
過去から海外との窓口的存在。
・東京まで967km ・上海(中国)まで850km (長崎−上海間 国際線運航中) ・対馬から釜山(韓国)まで49.5km
日本で有数の水産業が盛んな水産県
・海岸線は4,197kmと全国2位の長さ
・多くの離島(971島:全国1位)と半島
・周囲に優良な漁場(五島灘、日本海、東シナ海)
海面漁業・養殖業生産量(H18) |
全国3位(295,807トン) |
海面漁業・養殖業生産額(H18) |
全国2位(1,035億円) |
|